車査定で見るポイント一覧!評価点の目安・査定基準の実態も解説

車を売るには、まず査定を受ける必要があります。
でも、車のどこを見て、どう評価されるのか、また、どのようなポイントがマイナス査定になるのか、、ちょっと不安ですよね?

こんにちは!
GOODBYE CARの岡田です。

中古車の評価というのは、需要(人気度)や安全性がもっとも左右します。
ですから、車種や年式はもちろんですが、修復歴や装備類にいたるまでかなり細かくチェックして、査定価格を算出するわけです。

そこで今回は、JAAI(日本自動車査定協会)のガイドラインをもとに、車の査定基準における減点・加点の目安をズラッと一覧で紹介します。
車査定における評価基準が気になる方は、ぜひご覧ください。

車査定で見られるポイントと加減点の目安

車の査定価格というのは、車両の基本条件や修復歴の有無によって8割方が決まります。

ただ、もちろん、内外装やエンジン系統、装備類なども評価対象なので、コンディションによっては大きく減点されてしまう場合もあるんです。

査定基準の減点項目

というわけで、まずは査定で減点されるポイントをみていきたいと思います。
チェックされる項目は、主に次の8つです。

《査定で減点される主な項目》

※クリックすると、その項までスキップします。

それでは、順にみていきましょう。

1.外装、内装

車査定で一番わかりやすい項目は、「内外装」です。
当然、キレイな状態なら問題ありませんが、傷や汚れはマイナス査定になります。

まずは、外装傷に対する減額の目安をご覧ください。

《外装傷の減額目安》

傷の大きさ 減額の目安
1cm以上 1万円
カードサイズ以上 1〜5万円
A4サイズ以上 1.5〜11万円
要交換 2.5〜24万円

傷の大きさによって、マイナスされる額は変わります。
小さな傷ならそれほど影響はありませんが、板金修理あるいはパネル交換が必要なレベルの傷はかなり減額されるでしょう。

参考記事↓

車の傷・へこみは買取査定にどれだけ影響する?業界基準を徹底リサーチ!

では、内装の場合はどうでしょうか?

《内装の評価に対する減額目安》

状態 減額の目安
1万円
カードサイズ未満のシミ 1万円
シートのへたり 1万円
異臭 4万円
ペットの毛 4万円
タバコのヤニ 4万円
要交換
布、ビニールシート 2〜4万円
革シート 5〜10万円
フロアマット(1台分) 3.5万円

傷や汚れで減点されるのはもちろんですが、異臭やペットの毛も大きなマイナスになります。

もし汚れが気になるようなら、洗車や車内を掃除してパッと見の印象だけでも良くしておきましょう。

2.エンジン、足回り関係

次に、自動車の要であるエンジンや足回りにおける減額の目安をご覧ください。

《エンジン・足回り関係の減額目安》

箇所 状態 減額の目安
エンジン アイドリング不良 2万円
異音、オイルもれ 6万円
エンジン不動、焼付き 数十万円
部品交換が必要 1〜12万円
トランスミッション オイルもれ 1万円
不良 20万円
サスペンション 部品交換が必要 1〜2.5万円
サスペンション復元 10万円(1台分)
エアサスのエアもれ 12万円(1台分)
ブレーキ オイルもれ 1万円
ディスクパッド交換
ディスクローター交換
1.5万円/1ヵ所

部品交換で済む程度の不具合なら大きなマイナスにはなりませんが、とくにエンジンやトランスミッションの致命的な故障は数十万円の減額が予想されます。
また、エアサスの故障に対する減額もけっこう高いです。

3.電装

では、電装部品の交換が必要な車は、いくら減額されるでしょうか?

《電装部品における減額目安》

交換部品 減額の目安
ヘッドライト 3〜9万円
その他ランプ 2千〜2万円
バッテリー 2万円
リモコンキー 2万円

電装部品の場合はカンタンに交換が利くので、驚くほどのマイナスにはなりません。
ただ、ヘッドライトの場合は減点が大きいです。

4.装備品

続いて、そのほかの装備品に不具合がある場合も見てみましょう。

《装備品に対する減額目安》

状態 減額の目安
エアコン ガスチャージ 1万円
コンプレッサ交換 4万円
パワーウインド要修理 1万円/1ヵ所
サンルーフ要修理 3万円
ナビ故障 実費減点
オーディオ類故障 1万円

なかでも標準装備されたナビの故障は、大きな痛手となりそうです。

5.タイヤ、アルミホイール

タイヤやアルミホイールも、状態によっては減額の対象になります。

《タイヤに対する減額目安》

状態 減額の目安
タイヤ 溝1.6mm未満 9千〜3.5万円/1本
アルミホイール すり傷、くすみ 5千〜1.2万円/1本
要交換 2〜4.7万円/1本

※インチが大きいほど、マイナス金額が高くなる。

溝の深さが1.6ミリ未満のタイヤは車検に通らないので、査定では「要交換」と判断されます。

6.整備手帳、取扱説明書

意外と盲点なのが整備手帳や取扱説明書で、これらも付属しないと減点されます。

《付属書類の紛失に対する減額目安》

紛失物 減額の目安
保証書、整備手帳 1〜4万円
取扱説明書 5千円

とくに年式1〜5年の新しい車の保証書や整備手帳をなくした場合は、そこそこ減額されるでしょう。

7.走行距離

年式はもちろんのこと、走行距離も評価の対象です。

走行距離の標準はおおよそ7千〜1万km(年間)で、これよりも多ければ減点され、少なければ加点されます。

そこで、走行距離が標準より増えると買取相場がいくら下がるか調べてみました。

《走行距離の減額目安》※5年落ちの場合

走行距離 減額の目安
5万キロ/年式5年(標準) なし
6万キロ/年式5年 2〜8万円
7万キロ/年式5年 5〜27万円

※車両価格が高いほど、マイナス金額が大きくなる。

1万kmオーバーならそこまで影響しませんが、標準から2万kmを越えると大きなマイナスになります。

8.修復歴

極めつけは、修復歴の有無です。
このポイントは、中古車の評価を大きく左右します。

修復歴車とは、ボディの骨格部分を事故などで損傷し、修理した車のことです。

出典:LEXUS

たとえ見た目がきれいに直っていても、骨格部分に手を加えれば「修復歴車」と見なされ、評価は大きく下がります。

《修復歴による減額目安》
※修復歴なしでの査定額が50万円の場合に対する減額の目安になります。

修復歴の度合い 減額の目安
軽(Aランク) 9.3〜15.5万円
中(Bランク) 15.4〜25.3万円
重(Cランク) 22.6〜37.3万円

修復歴の度合いはABCにランク分けされ、車の安全性に大きく影響する箇所ほどマイナス査定となります。

パッと見はキレイに直っていても、修復歴は必ずバレます。
責任を後々問われないためにも、該当する場合は必ず申告するようにしてくださいね。

参考記事↓

修復歴車の査定額を公開!事故歴がバレる可能性と正しい売り方も解説

以上が、車査定で減点される主な項目です。

なお、上記の減額目安はあくまでも基準値であり、実際は「車両価格」や「年式」によって上下することは覚えておいてください。

査定基準の加点項目

では続いて、査定でプラス評価されるポイントを見ていきましょう。

今回は、以下の5つの項目をピックアップしてみました。

《査定で加点される主な項目》

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それでは、加算の目安を項目ごとにご覧ください。

1.外装、内装

内外装の加算目安は、以下のとおりです。

《内外装における加算目安》

評価 加算の目安
外装 無傷のもの 4万円
無減点のもの 2万円
内装 無減点のもの 2万円

「無減点」とは、上記の減点項目に該当しない場合のことです。

なお、磨いて消える程度の洗車キズや1cm未満の傷であれば、査定では「傷」とは見なされません。

2.装備品

以下3つの装備品は、加点の対象です。

《装備品に対する加算目安》

年式 加算の目安
サンルーフ 1〜3年 2〜7万円
4年〜 0〜3万円
革シート 1〜3年 3〜11万円
4年〜 1〜4万円
ナビ 1〜3年 4〜6万円
4年〜 2〜3万円

これらの装備は中古車としての人気を左右するため、付いていればプラス査定が期待できます。

3.フルスポイラー

なかには、純正オプションのスポイラー(エアロ)をフル装備している車もあるかと思います。
この装備も人気が高いので、査定では評価されます。

《フルスポイラーに対する加算目安》

年式 加算の目安
1〜3年 3〜9万円
4年〜 1〜6万円

年式が古いと、そこまで加算されないかもしれませんが、査定でのアピールポイントになるのは間違いありません。

4.タイヤ、アルミホイール

上記では、タイヤの溝が基準値未満だとマイナス査定になることはお伝えしました。
しかし逆に、溝がしっかり残っていれば、多少のプラスは期待できます。

《タイヤ・ホイールにおける加算目安》

状態 加算の目安
タイヤ 溝5mm以上 2〜8千円
アルミホイール
(オプション装備)
年式1〜3年 2〜9万円
年式4年〜 0〜5万円

また、オプションでアップグレードしたアルミホイールも加点されるポイントです。

5.車検残期間

車両本体とは関係ありませんが、車検の残期間も評価の対象になります。
というのも、車検付きの中古車なら、次のオーナーがそのまますぐに乗れるからです。

車検の残り期間に応じた加算の目安は、以下のとおりです。

《車検残期間に対する加算目安》

残月数 加算の目安
普通車 軽自動車
6ヶ月 0.8〜1万円 5千円
12ヶ月 2.4〜3.2万円 1.5万円
18ヶ月 4.1〜7.1万円 3.1万円

車検がまだ残っている時期に車を売るときは、この加算分が買取額にきちんと含まれているかを確認するようにしてください。

以上が、車の査定で加点される主な項目です。

なお、減額のときと同じように、上記の加算目安はあくまでも基準値であり、実際は「車両価格」や「年式」によって上下するので覚えておきましょう。

車の査定価格は結局「オークション相場」で決まる

ここまで、車の査定でチェックされるポイントと、それぞれの項目における加減点の目安を見てきました。
実際の査定基準はもっと複雑ですが、どのような点で評価が分かれるかは理解できたかと思います。

でも実は、査定とは「車の評価点」をつけるだけの作業に過ぎず、最終的な「買取価格」は以下のステップで決定されます。

要するに買取業者は、オークション相場を基準に利益がいくら見込めるか予測しつつ、お客さんの反応を見ながら “落としどころ” を探っていくわけです。

ただし、どこの買取業者も「できるだけ利益を増やしたい」と考えます。
したがって、商談のときに提示された “言い値” を鵜呑みにすると、車を安く買い取られてしまうのは確実です!

でも、だからと言って、「高く買い取ってほしい」とただ希望を伝えても通用はしません。。

車を高く売る鉄則とは…

そこで重要になるのが、査定価格の比較です。
ライバル社がいれば下手に安く買いたたけない状況になるだけでなく、逆に競争意識が高まり、結果的に査定価格が底上げされるからです。

ですから、車をできるだけ高く売りたければ、査定を必ず何社か受けるようにしてください。

ただ、そのとき、お店を何社も回るのは面倒なので、車一括査定サービスを使って査定額をまとめて比較することをおすすめします。

これが、車を高く売る一番シンプルな方法です!

参考記事↓

8年落ちパッソの売却記録!買取価格が30万円UPした手法を全公開

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、車査定でマイナス評価されるポイントと、プラス評価されるポイントをザッとご覧になっていただきました。

査定前に洗車や掃除といった対策はやらないよりマシですが、車両そのものの状態が改善されるわけではありません。
また、査定前の修理も損をするのでやめましょう。

ですから結局のところ、車の評価はどうすることもできないんです。。

ただ、商談次第では、車を高く売ることは十分に可能です!
車の状態はありのままを見てもらい、そのうえで少しでも条件のいい買取業者を選びましょう。