【検証】車の同時査定は効果てきめん?査定結果とやり方を実写解説

「車の査定で何社か同時に呼ぶのってあり?」
「同時査定ってどうやるんだろう。うまく進めるコツは?」
「交渉は苦手だなぁ・・・。でも、車は少しでも高く売りたい!」

車を高く売るためには、何社か比較するのが鉄則です。
でも、査定を何回も受けるのは面倒ですよね。

そこで、今回のテーマでもある『同時査定』をおすすめします。

こんにちは!
『GOODBYE CAR』の岡田です。

実は私自身も、「業者がバッティングするのって大丈夫なの?」と疑問に思っていました。

でも、よくよく調べてみると、どうやら全然OKみたいです。

そこで、同時査定にチャレンジ!

はじめは「どんな展開になるんだろ・・・」と少し緊張しましたが、業者の方も慣れた様子で、ふつうに査定は終了しました。

今回、同時査定をやって感じたメリットは、大きく3つあります。

《同時査定の3つのメリット》

  • 査定時間が大幅に短縮できる
  • 他の方法より高額査定になる
  • 業者相手に交渉する必要がない

交渉なしで高額査定を引き出すには、今のところ、この方法がベストだと思います。

というわけでこのページでは、私の実体験をふまえ、同時査定のメリットやデメリット、やり方などを詳しくお伝えしていきます。

同時査定をやってみようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

車の買取査定で業者をバッティングさせるのはあり?

そもそも、同時査定をやるのはありなのか。
業者同士をバッティングさせるのは、何だか失礼な気もしますよね。

でも、一括査定サイト経由 なら問題ありません。
なぜなら、一括査定は「他社と比較すること」が前提だからです。

ネットでも同時査定の口コミがたくさん見つかったので、一部を紹介しますね。

知っている人は結構やっているみたいですね。

今回、私が一括査定を申し込んだときも、同時査定をあっけなく承諾してもらえました。

【電話での会話】

同じ時間に何社か呼ばれていますか?

業者

はい、いまのところ他に2社がくる予定です。
かしこまりました。

業者

いまは一括査定サイトからの申し込みも多く、他社とバッティングすることは良くあるそうです。

ですから、同時査定をやるのに遠慮はいりません!

車の査定を同時にやるメリット・デメリット

では、同時査定をやるとどんなメリットがあり、逆にデメリットはあるのか、詳しくみていきましょう。

同時査定のメリット

同時査定のメリットは、以下の3つです。

  1. 査定時間が大幅に短縮できる
  2. 他の方法より高額査定になる
  3. 業者相手に交渉する必要がない

【メリット1】
査定時間が大幅に短縮できる

ふつう、何社か比べるときは、各社からそれぞれ査定を受け、商談をおこないます。

でも、同時査定なら、それが1回のみ。
私がやったときは、3社の査定が1時間半で終わりました。

ただ実は、その内の1社が30分も遅刻してきたんです!(どうやら、場所を間違えたとか)
もし、それがなければ、1時間くらいで終わっていたと思います。

ちなみに、出張査定を3社別々でおこなったときは2時間半かかりました。

さらに、査定で5店舗を回ったときは、移動時間を含めて7時間半も!
ほぼ一日仕事でした・・・(-_-;)

それぞれの所要時間を比べてみますね。

査定方法業者数所要時間
主張査定
(同時)
3社1時間30分
ホントだったら1時間くらい
出張査定
(個別)
3社2時間30分
1社あたり50分
店舗査定5社7時間30分
1社あたり1時間半

ご覧のとおり、同時査定がいかに効率がいいか、おわかりいただけるでしょうか。

【メリット2】
他の方法より高額査定になる

同時査定の最大のメリットは、ほかの方法より高額査定になりやすいこと。

なぜなら、業者同士がその場で駆け引きすることになるため、中途半端に安い金額が出せない状況になるからです。

つまり、同時査定をやると、各社が勝手に「限界価格」を提示するようになるんです。

【メリット3】
業者相手に交渉する必要がない

しかも、駆け引きの対象が【あなた↔業者】から【業者↔業者】に変わるため、基本的に業者と交渉する必要がなくなります。

何社かまとめて相手にするのは大変なイメージがあるかもしれませんが、実は逆で、あなたは業者同士が駆け引きするのをただ見ているだけでいいんです。

同時査定のデメリット

一方、同時査定のデメリットは、以下の2つです。

  1. 談合の可能性が希にあ
  2. 契約を断りにくい雰囲気になる

【デメリット1】
談合の可能性が希にある

同時査定のようなシチュエーションが多くなると、営業マン同士が自然と顔見知りになることもあるそうです。

そこで心配なのが、談合」の可能性です。

談合とは
業者同士が事前に相談して、落札価格を調整する “不正な話し合い” のこと。

つまり、業者同士がグルになって、車を安く買い取ろうとする悪質な行為のことです。

談合のわかりやすい例を紹介します。

A社

B社さんって今日、△町の〇〇さんのところで同時査定の予定入っています?
はい、〇〇さんのとこですよね。
私が伺う予定です。

B社

A社

前回は御社に譲ったので、今回は当社の番ということでよろしいですか?
わかりました。

B社

A社

実は今日、C社さんも来るそうで、そちらはもう連絡済みです。
C社さんが15万円を提示するので、B社さんは17万円で。
それで、うちが18万円で買い取らせてもらいます。
はい、では後ほど現場で。

B社

このように、業者同士が事前に口裏を合わせ、本来の値段より安く買い取るための話し合いを「談合」といいます。
世の中には悪い業者がいるもんですね・・・。

ただし、あくまで可能性の話であって、実際に談合がおこなわれることはほとんどないと思います。

《談合の可能性が低い理由》

  • ライバル社同士が仲良くなることは考えにくい。
  • 裏でつながっている業者だけが同時査定に参加するとは限らない。
  • 他社に譲れば契約は取れないので、結局メリットがない。
  • 仮に談合がバレれば、会社の評判はガタ落ち。

つまり、談合をすることは業者にとってリスクがあるんです。

実際、私が同時査定をやったときは、営業マン同士が会話することは一度もなく、お互いに距離を置いているように見えました。

談合の対策
ただ、念のため、同時査定にどの会社が参加するか聞かれても教えないようにしましょう。
そうすれば、仮に談合の可能性があっても、防ぐことができます。

【デメリット2】
契約を断りにくい雰囲気になる

同時査定では “業者間の勝ち負け” がハッキリするため、【勝者⇒成約】といった雰囲気になります。
ですから、とりあえず査定を受けるだけなら、同時査定はやめておきましょう。

なお、車を売るか迷っている場合は、次のように言い回しを変えて伏線ふくせんを張っておくのも一つの対策になります。

査定前の説明
  • 売る気満々の場合
    「一番高かったところと契約します
  • 売るか微妙な場合
    「一番高かったところと商談します

このように言い換えれば、「契約する」とは言っていないので、売却を断りたいときの逃げ道を残しておけます。

ただ、やはり、車を売るか迷っているのであれば、同時査定はやらないほうが無難です。


ここまでお伝えしてきたメリット・デメリットをまとめますね。

《同時査定のメリット》

  • 査定時間が大幅に短縮できる
  • 他の方法より高額査定になる
  • 業者相手に交渉する必要がない

《同時査定のデメリット》

  • 談合の可能性が希にある
    →参加する業者を教えない。
  • 契約を断りにくい雰囲気になる
    →本気に売るつもりなら問題なし。

同時査定は、時短かつ交渉なしで、高額査定を最大限に引き出せる方法です。
デメリットも一応お伝えしましたが、あまり心配することはないかと思います。

車を少しでも高く売りたい方は、ぜひ同時査定にチャレンジしてみましょう!

【実録】同時査定の流れとやり方

というわけで、ここからは、同時査定のやり方を説明していきます。

全体の流れは、以下のとおりです。

《同時査定の流れ》

それでは、ステップごとに詳しくみていきましょう。

【STEP1】
査定を予約する

まずは査定を予約します。

その際は『車一括査定サイト』から申し込むようにしてください。
理由は以下のとおりです。

《一括査定サイトから予約する理由》

  • 比較するサービスだから、業者も同時査定になることは承知している。
  • 登録の住所から候補店がすぐに見つかる。
  • 選んだお店に対して査定をまとめて依頼できる。

要するに、一括査定サイトから予約したほうが簡単で、話も早いんです。
もちろん、自分でお店を探し、1社ずつ問い合わせて同時査定になることを説明してもいいんですが、正直、面倒ですよね・・・。
だから、同時査定をやるときは、一括査定サイトから予約しましょう。

なお、一括査定サイトは、利用者数がもっとも多く、全国300社以上と提携している『カービュー』をおすすめします。

※サイトを慎重に選びたい方は、ランキングを参考にしてください。

【格付け評価】車一括査定おすすめランキング!サイトの違い・選び方も解説

同時査定に呼ぶのは何社?

きほん、どの一括査定サイトも候補店が選べるようになっています。
ただ、あまり多いと大変なので、3社くらいに絞ると丁度いいかと思います。

もちろん、抵抗がなければ、4社、5社と呼んでもOKです!

同時査定を予約するタイミング

同時査定をやるときは各社のスケジュールを合わせる必要があるので、できるだけ早めに予約しておきましょう。

《予約するタイミングの目安》

  • 査定日が平日の場合
    2〜3日前
  • 査定日が土日祝の場合
    1週間前

【STEP2】
希望の日時に出張査定を依頼する

申し込みが完了すると、登録情報が業者へ伝わり、その後すぐに1社ずつ電話がかかってきます。

この電話で「出張査定の希望日時」を伝え、各社が同じ時間に来るようセッティングします。

今回、私の場合は、候補5社のうち3社と同時査定のアポイントが取れました。

社名通話時間概算提示出張査定
ネクステージ①0円なし
アップルなしOK
グッドスピードなしOK
カーチスなしOK
ネクステージ②4〜5万円なし
カーセブンメールのみ5〜30万円希望すればOK

これで、同時査定の予約はOKです!

なお、出張査定に来る業者を減らしたいときは、電話の段階で査定を断りましょう。

同時査定になることを伝えておく

電話の際、業者から「他社さんも来ますか?」と聞かれたら、正直に答えれば大丈夫です。

ただ、何も聞いてこなかったところには、念のため、こちらから同時査定になることを伝えておきましょう。

もし、同時査定になることを嫌がる業者がいたら、そこは候補から外してください。

他社との競争を避けたがる業者を呼んだところで、高額査定は期待できません。

【STEP3】
実車査定

そして査定当日。

今回、同時査定に参加してくれたのは、アップル、カーチス、グッドスピードの3社でした。

同時査定に参戦した3社

はじめに、営業マンと挨拶をして名刺を受け取ります。

次に、こちらから同時査定のやり方をカンタンに説明します。

《同時査定の説明》

査定が終わったら、お名刺の裏に金額を書いてください。

3社同時に提示してもらい、一番高かったところと契約(商談)します。

こんな感じで言えば大丈夫です。

なお、各社がきっちり時間どおりに揃うとはかぎらないので、来た業者から説明をして、査定を進めてもいましょう。

査定が終わると、そのデータを店舗(または本部)に送信。

車両データを送信中

基本的には、営業マンの独断で査定価格が決まるのではなく、上司または本部と相談して決定します。

修理歴・不具合は必ず告知しよう

なお、修復歴や事故歴、不具合があれば、必ず伝えるようにしてください。

問題があることを知っているのに隠すと、あとあと発覚したときに減額されるケースがあります。

ちなみに、私が査定に出した車も修復歴がありました。

キレイに直っていたので、黙っていようか迷ったんですが・・・。
でも、あとから減額されるのはイヤだったので、修理したことは正直に伝えました。

【STEP4】
査定価格の提示

査定が終わると、いよいよ金額の提示です。

先に名刺を受け取っている場合は一旦お返しして、その裏に金額を書いてもらいましょう。

いくらにするか、真剣に考える様子

もちろん、他社がいくらを提示するかは分からないので、ここは業者同士の駆け引きになります。

各社が金額を決定したら、名刺を集めます。

それでは、いよいよ発表です・・・。

じゃん!!

結果は、このようになりました。

1位と2位の差はわずか2,000円。
名刺を裏返した瞬間に「おー!」と声をもらす営業マンも。
一瞬、友だち4人でトランプゲームをやってるかのような、妙な盛り上がりがありました(^_^)

同時査定での金額の提示方法は2つ

なお、査定価格の提示方法は、次の2つがあります。

査定価格の提示方法
  • 入札形式
    各社が一発勝負で金額を提示。
  • 競り(オークション)形式
    スタート価格を決め、そこから各社が競りながら金額を上げていく。

「競り」のほうは、各社が様子を見ながら金額を少しずつ上げていきます。
一方、「入札」のほうは一発勝負なので、予想を越えるビックリ価格も期待できます。

ちなみに今回、私は「入札形式」で決着をつけました。

【STEP5】
売却先の決定・契約

勝敗がついたら、1位の業者とそのまま契約に入ります。

私のときは、営業マンの車に乗り込み、契約内容や今後の流れについて説明を受けました。

営業マンの車内で契約の説明を聞いています。

ただ、もし契約をまだ迷うようなら、「いったん家族と相談してから決めます」など適当な理由をつけて話を保留にしておきましょう。

なお、買取契約には、以下のものが必要になります。

《車売却に必要な書類・モノ》

  1. 買取契約書(業者から渡させる)
  2. 委任状(業者から渡させる)
  3. 車検証
  4. 自賠責保険証
  5. リサイクル券
  6. 印鑑証明書
  7. 住民票(車検証と印鑑証明の住所が異なる場合)
  8. 実印
  9. 取扱説明書一式(あれば)
  10. 振込口座情報

その場で契約を交わすとしても、車と書類の引き渡しは後日で構いません。
いつにするかは業者と相談してください。

これで売却は無事完了。
あとは入金を待つだけです。


以上が、同時査定の流れになります。
どんな感じか何となく想像はつきましたか?

もう一度、ステップを確認しますね。

《同時査定の流れ》

  1. 査定を予約する
  2. 希望日時に出張査定を依頼する
  3. 実車査定
  4. 査定価格の提示
  5. 売却先の決定・契約

少し緊張するかもしれませんが、面倒な交渉ナシで車が高く売れる、実は非常にカンタンな方法です。

査定をまとめて比較したい方は、ぜひ試してみてください。

≫同時査定を予約する

車を同時査定で売却するときの3つの注意点

ここまでで、同時査定のやり方は理解できたかと思います。

ただ査定のとき、気をつけておいてほしいことが3つだけあります。

【その1】
査定現場をできるだけ離れない

同時査定は1時間ちょっとかかりますが、その間はできるだけ現場を離れないようにしてください。
目を離した隙に、業者同士で「談合」をおこなう可能性が考えられなくもないからです。

談合とは(上部に戻る)

【その2】
車の引き渡しについて確認する

また、査定の際、車の引き渡しについても確認しておきましょう。

引き渡し方法は、以下の2通りです。

  1. 引渡し日に自宅まで取りに来てもらう
  2. 自走してお店まで持ち込む

きほん、あなたが希望するほうでいいんですが、引き取りの場合は「費用がかかるのか」を、持ち込みの場合は「お店からどう帰るのか」を聞いておきましょう。

なお、引き取り費用がかかる場合は、必ず「振込金額」を比較するようにしてください。

【その3】
「後から減額はナシですよ」と念を押しておく

査定で見つけられなかった車の欠陥があとで発覚した場合、買取金額を下げられるケースがあります。
民法や契約上、売り手の責任のほうが大きいからです。

でも、売り手としては腑に落ちないこともあるでしょう。
それを防ぐには、不具合や修理歴をきちんと伝えるのは大前提ですが、契約前に「あとから減額はナシですよ・・・(¬_¬)」と念を押しておくのも意外と効果的です。


では、気をつけるポイントをもう一度確認しておきますね。

同時査定の注意点
  1. 査定現場をできるだけ離れない
  2.  車の引き渡しについて確認する
  3. 「後から減額はナシですよ」と念を押しておく

強いて言えば、注意点はこのくらいです。

同時査定で本当に車は高く売れるのか

今回、査定に出した車は、12年落ちの修復歴車でした。

相場はもう底値まで落ちている状況で、実際、オートバックスでの査定は0円・・・。

でも、同時査定をやったことで、その車を何とか13万円(買取金額+還付金)で買い取ってもらうことができました!

ところで、同時査定の効果が本当にあったのか、、気になりますよね。

もちろん、その点も検証するため、買取店やディーラーを何社も回り、事前に査定を受けてきました。

その比較結果をご覧ください。

スカイラインの査定結果
(査定方法別)

査定方法
査定価格
平均値最高額
一括査定
(3社同時)
10.4万円11.2万円
一括査定
(3社個別)
7.3万円10万円
店舗査定(5社)5万円8.1万円
トヨタディーラー下取り8万円
日産ディーラー買取4万円

合計13社から査定を受けた結果を、私なりに分析してみました。

査定結果の分析

  • 一括査定をやると、査定価格が底上げされる。(競合性が高まるから)
  • 一発勝負の「同時査定」は、さらに高値がつく。
  • 店舗での査定は、査定価格が下がる傾向にある。
  • ディーラー査定は安い。
    (関連記事:ディーラー下取りが安い理由

私の車の場合、金額差は最大13万円(最低0円→最高13万円)でした。
今回の結果から、同時査定は「車がもっとも高く売れる方法」ということがおわかりいただけたでしょうか。

ちなみに、もっと高く売れる車ならその差が数十万円に及ぶこともあるので、試してみる価値はあると思います。

≫同時査定を予約する

同時査定で大事なのは「売り手の覚悟」

いかがだったでしょうか。

今回、私の実体験をふまえ、同時査定の効果を検証してきました。
年式の古い修復歴車だったので高額査定とはなりませんでしたが、結果には満足しています。

そして無事、愛車のスカイラインは旅立っていきました。。

去っていく愛車の後ろ姿

では、あらためて今回の感想をまとめます。

同時査定の感想
  • 査定を同時にやると、かなり時短になる。
  • 同時査定は、やっぱり車が高く売れた。
  • 業者との交渉がないので気楽。
  • 業者同士の駆け引きは、緊張感があり見物。

業者同士がその場で競い合う『同時査定』は、やはり、車を高く売るのに最適な方法でした。

ただし、こちらも本気で車を売るつもりで挑むことが肝心です。
そうすれば、業者のほうも駆け引きしながら、ギリギリの金額まで調整してくるでしょう。

なお、はじめにお伝えしたように、同時査定は一括査定サイトから申し込むようにしてくださいね。

それでは!
あなたの車が高く売れることを願っています。