車の売却は何日前から進める?買取にかかる日数と査定に出すタイミングを解説

車を買い替えるとき、今乗っている車を売るタイミングが早すぎると「足」がなくなってしまいます。 
なので、納車に合わせて、今の車を買取に出す必要があります。

では、車の売却は何日前から進めればいんでしょうか?

車の売却にかかる期間は、ふつう1〜2週間ほどです。
したがって、売却に向けて動きだす時期は、次の車が納車される1〜2週間前ということになります。
このタイミングが早すぎても遅すぎても車の買取額が下がってしまうリスクがあるので、注意してください。

というわけで今回は、車の売却を何日前から進めるべきか、そのタイミングについて見ていきましょう。

車は売るのに何日かかる?

車の買い替えで下取りに出さない場合は、「今の車の引き渡し」「新しい車の納車」のタイミングを合わせる必要があります。

ただ、納車日はメーカー次第です。
したがって、今の車を売却するタイミングを調整しなければいけません。

そこで、まずは車売却の流れを確認しておきましょう。

車の売却期間|フローチャート

状況によって③④が前後することもありますが、大抵はこの流れになります。

早ければ①〜④までは最短1日で終わりますが、それは事前準備ができていて契約を即決した場合だけ。
通常は1〜2週間は見ておきたいところです。

ですから、前述したように、車の売却を進めるタイミングは納車日の1〜2週間前ということになります。

つまり、段取りはこうです。

  1. 納車日が決定
  2. 納車日の1〜2週間前になったら売却を進める
  3. 何社か査定を受け、売却先を選ぶ
  4. 契約を交わし、引き渡し日を指定する

ポイントは、こちらが引き渡し日」を指定すること。
そうすれば、あなたの都合のいいタイミングで車を手放すことができます。

なお、買取代金は、車を引き渡してから2日〜1週間ほどで振り込まれます。(早い業者は翌日振込)

車を売却するまでの期間が長すぎるのはNG

車の売却を余裕をもって進めたい方もいるかと思いますが、実は、査定を受けるタイミングが早すぎるのは良くありません。
なぜなら、引き渡しまでに時間が空いてしまうと、その間に相場が下がる可能性があるため、買取店はそれを見越して査定額を付けるからです。

つまり、相場の変動が読めない分、買取額が低くなるということです。

ですから、納車のタイミングがある程度近づいてきてから、今の車を査定してもらいましょう。

車の売却にかける日数が少なすぎるのもNG

でも、だからといって、納車直前になってから動きだすのも良くありません。
期限が迫ってから車を売ると、何社か比較したり、交渉したりする時間の余裕がなくなるからです。
業者はそのことを見抜き、こんな風に頭のなかで算段をつけるでしょう・・・。

つまり、焦って車を売ると、業者に足もとを見られるリスクがあるんです。

なので、ある程度の余裕が持てるよう、やはり納車日の1〜2週間くらい前に査定を依頼しましょう。


なお、今の車を売った代金を新しい車の購入費用に充てる方もいるかと思います。
その場合は、今の車をなるべく早く手放して現金化したいですよね。

このようなケースでは、中古車買取店で納車まで代車を借りてください。

車買取店の代車サービスを電話調査!各社の貸出期間と代車ありのお店を探す方法

そうすれば、今の車を早く売っても、納車まで足は確保できます。

ちなみに、この点において言えば、ディーラーで下取りに出せば一番楽です。
というのも、納車当日まで今の車が使えるからです。

ただし、「ディーラーの下取り価格は安い」という決定的なデメリットがあります。

「ディーラー下取りは安い」の真相。販売店の裏事情と安い理由に迫る!

ですから、車を引き渡すタイミングを調整する必要がありますが、やはり、今乗っている車は中古車買取店で売ることをおすすめします。

まとめ

では、車の売却にかかる期間をもう一度確認しておきましょう。

車の売却期間|フローチャート

何も問題がなければ、①〜④までは【数日〜1週間】くらいで終わります。

しかし、契約先を迷ったり、書類を揃えるのに時間がかかったりすれば、トントン拍子に進まないこともあります。
また、仕事などで都合が付かないこともあるでしょう。
なので、余裕をもって進めたい方は、【納車の2週間前】くらいから売却を進めると良いです。

このタイミングが早くても「相場下落のリスク」が、遅くても「業者に足もとを見られるリスク」があるので、タイミングに注意しながら売却を進めましょう。

そして、なるべく条件のいいお店に車を売ることも忘れないようにしてくださいね。