「車を買取店に売った場合、契約から入金までは何日かかる?」
「ふつう、車の引き渡しと同時に代金がもらえるんじゃないの? 後日振込は不安だなぁ…」
車の買取では、代金は「後日振込」が一般的です。
入金までの日数は、2日〜1週間くらいが目安になります。
ただし、入金までにかかる日数は買取店によって異なるため、契約の際によく確認しておくことが大切です。
そこで今回は、大手買取店の振込日数をリサーチ!
なぜ後日振込にしているのか、そのあたりの事情も解説したいと思います。
目次
車の買取代金が入金されるまでの流れ
まずは、車を売るときの入金までの流れを把握しておきましょう。
車の買取は、おおよそこのような段取りになります。
このとおり、買取代金は後日振込です。
契約書にサインし、車両と書類を引き渡してから2日〜1週間後に入金されると考えておいてください。
もし少しでも早く入金してほしい場合は、STEP①〜④をいかにテンポ良く進めるかが肝心です。
大手車買取業者の振込日数を比較
ただ、買取業者によって入金までにかかる日数が早かったり、逆に遅かったりするところもあります。
有名業者を11社ピックアップしたので、各社の振込日数をチェックしておきましょう。
買取業者 | 入金までの日数 |
オートバックス | 2営業日 |
アップル | 3日〜1週間 |
カーセブン | 3営業日以内 |
ラビット | 3〜4営業日 |
ユーポス | 翌銀行営業日 |
カーチス | 3日〜1週間 |
ネクステージ | 3日〜1週間 |
ビッグモーター | 4営業日 |
ガリバー | 3〜4営業日 |
グッドスピード | 3営業日以内 |
ティーバイティーガレージ | 翌週金曜日 |
早ければ翌日、あるいは翌々日に入金してくれる業者もありますが、3〜4営業日後の振込になるところが多いようです。
ただし、銀行の営業日との兼ね合いもあるので、タイミングが悪ければ入金まで1週間ほどかかってしまうケースもあります。
振込がいつになるかは営業マンが把握しているはずですから、契約の際に「入金日」を聞いておくと安心です。
車の買取代金が後日入金になるのはなぜ?
でも、そもそも、なぜ買取代金を受け取るのが「後日」になってしまうんでしょうか?
車両と書類を先に渡してしまって、お金だけ後になるのは、何だか腑に落ちないですし、きちんと入金されるか不安ですよね。
車買取業者が代金を後日振込にするのは、主に3つの理由があります。
車の買取代金を後日振込とする理由
- 書類の確認や手続きに時間がかかる
- お店で現金を管理すると犯罪のリスクが高まる
- 再検査をして車両に問題がないか確認する
買取業者はこのような事情を抱えているため、どうしても後日振込にせざるをえないんです。
また、大手やチェーン店は、振込業務を効率化するためでもあります。
いずれにしても、車の買取代金が後日入金となるのは致し方ありません。
買取業者から入金の連絡はない
なお、大手買取業者の場合、担当の営業マンが振込業務を直接やるわけではないので、「いま振り込みました」と連絡が入ることはないです。
ですから、ネットバンキングにログインするか、通帳に記帳して、振込を確認しましょう。
不安な方は、契約の際に入金日を聞いておくと良いです。
振込が遅れることもある
ただ、銀行営業日との兼ね合いや、手続きの遅れや不備、また、営業マンの勘違いなどで、予定日になっても代金が振り込まれないケースが希にあります。
そのようなときは、担当者または店舗にすぐ電話をして、状況を確認し、場合によっては振込を催促してください。
即金対応の業者もなくはない
もし、どうしてもすぐに現金が必要な場合は、「即日現金買取」の業者がないわけではありません。
ただし、車の現金買取はリスクがともなうので、そこを理解したうえで利用しましょう。

あるいは、フランチャイズ店や地元の中古車屋さんなら、「少額契約」にかぎり現金買取に対応してくれるところがあるかもしれません。
でも、この場合も、業者の選択肢が限りなく少ないので、安く買いたたかれないよう注意してください。
まとめ
というわけで、結論をまとめると、車買取における入金は2日〜1週間後になります。
手続きに時間がかかることや、現金買取のリスクを考えると、ここは仕方のないことかもしれません。
ただ、そこは業者の都合なのでどうすることもできませんが、せめて車を高く売ることは最優先で考えましょう。
それが、車の売却で後悔しないためのもっとも重要なポイントです。