廃車寸前でも買取は検討して！廃車か買取の見極め方を解説

かなり乗りつぶした廃車寸前の車。
でも、古い車だからと言って、端から廃車前提で考えていないでしょうか？
というのも、そのような車でも買取してもらえる可能性があるからです。

そこで今回は、古くなった車を手放すときに買取か廃車のどちらを選ぶべきか、それを見極める方法を解説します。

「廃車寸前の車は買取できない」という思い込み

ひと昔前なら、ディーラーなどで値段がつかない車は解体されるのが一般的でした。
そのため、“古い車＝廃車” と連想する人も少なくありません。

しかし今は、リサイクルシステムが確立し、中古車の輸出も盛んになったことで、廃車レベルの車でも買い取ってもらうことが可能になりました。

それが、いわゆる『廃車買取』サービスです。

廃車買取をおこなう業者は、あらゆる販路を使い、どんな車でも利益を捻出することができます。

そして、その利益を売り手に還元してくれるわけです。

したがって、以前と今とでは、車を手放すときの選択肢が以下のように変わっています。

要するに今は、中古車としての価値があってもなくても買い取ってもらえる時代なんです！

ですから、たとえ廃車寸前の車だとしても、まずは売却することを前提に考えましょう。

車を売却するか廃車にするかの判断基準

問題は、その車を「買取店」と「廃車買取業者」のどちらに売るかです。

クルマとしての価値がまだ残っていれば、中古車の転売が専業である「買取店」のほうが高く売れます。
しかし、市場価値が見込めない車は、解体する前提で「廃車買取業者」に売ったほうが良いです。

ただ、中古車としての価値があるかないかは、実際に査定を受けてみないと分かりません。

ちなみに以前、私が「12年落ちの事故車」を査定に出したときは、以下のような結果になりました。

G社では0円だったのに対して、S社では何と13万円以上の買値が付いたんです。
なお、廃車買取の最高額は8.1万円でした。

つまり、実際に見積もりを取ってみないと、どこがどう評価するかは判断できないんです。

車を買取に出すか廃車にするかの見極め方

そこで、買取店や廃車買取業者の中から、少しでも高く買い取ってくれるところを効率よく探す方法を紹介します。

手順は、以下のとおりです。

では、ステップごとに説明しますね。

【STEP1】
廃車買取価格をリサーチする

まずは、廃車買取業者から見積もりをとりましょう。
というのも、廃車買取の査定額は電話口で教えてくれるので、てっとり早いからです。

見積もりの流れは、以下のとおりです。

なお、廃車買取のオススメ業者は、次の3社です。

業者によって買取額に数万円の差が出ることもあるので、できれば各社から見積もりをとって「廃車買取の最高額」を把握しておきましょう。

【STEP2】
買取店2,3社から査定を受ける

次は、買取店2,3社から見積もりをとります。
ただ、買取店の場合は、車を実際に見せないと査定額は提示してもらえないので、どうしても手間がかかります。

そこで、出張査定を2,3社まとめて行うことをオススメします。

そうすれば、時短になるだけでなく、査定額が底上げされる効果もあります。

出張査定は、以下の手順で予約しましょう。

あとは、出張査定で各社から金額を出してもらえば、どの買取店が高いかがハッキリします。

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【STEP3】
条件が一番いい業者を選ぶ

STEP1では廃車買取の最高額が、STEP2では買取店の最高額がわかりました。

もし、STEP2で「廃車買取業者」より高い金額が出れば、その「買取店」と契約を進めればOKです。
しかし、「買取店」のほうが安ければ、その場で断り、STEP1で一番高かった「廃車買取業者」に連絡をして買い取ってもらいましょう。

それでは、全体の流れをまとめます。

以上が、「買取」と「廃車」のどちらが得をするか見極める方法です。
これをやるだけでも車が数万円〜10万円以上高く売れる可能性があるので、ぜひ試してみてください。

≫手順をもう一度確認する

まとめ

あなたの車を買取店で売るべきか、それとも廃車買取業者に売るべきか。
これは、実際に査定を受けてみないと判断できません。
車の買取額というのは、車両状態や業者の判断によって大きく変わるからです。

しかし、比較さえすれば、その車の相場を把握できるだけでなく、一番高く買い取ってくれる業者を選ぶことができます。
車を少しでも高く売りたい方は、ぜひ以下で紹介するサイトで相見積もりを取ってみてください。