車を売却するのにスペアキーがない!紛失による買取への影響を解説

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車を購入するときは大抵、スペアキーが付いています。
でも、スペアキーは普段ほとんど使わないため、うっかり紛失してまうこともあるかと思います。

では、その車を売る場合に、スペアキー無しだと買取査定にどれだけ影響するんでしょうか。

こんにちは!

GOODBYE CARの岡田です。

中古車の査定では、「スペアキーあり」の状態が標準と見なされます。
したがって、「スペアキーなし」は減額の対象となります。

そこで今回は、スペアキーを失くした車が査定でどれだけ減額されるのか、また、スペアキーを作り直してから売却するべきか、その辺りについて詳しく見ていきましょう。

車の買取査定で「スペアキーなし」はどれだけ影響する?

そもそもの話になりますが、車のキーを捨ててしまうのは考えにくいと思います。
なので、まずはもう一度、家の中を探してみてはどうでしょうか?

それでもスペアキーが見つからない場合は、車をそのまま買取査定に出せばOKです。
鍵が1本残っていれば、車は普通に売却できます。

ただし、前述したように、査定での減額は避けられません。
JAAI(日本自動車査定協会)の基準でも、車のキーの紛失は減点対象になるからです。

では、スペアキーがないと査定額がいくら下がるのか、JAAIの基準をまとめた表を見てみましょう。
国産車と輸入車に分けて年式別に「減額の目安」を載せているので、まずは該当する欄の「標準値」を参考にしてください。

【スペアキー紛失による減額の目安】

年式   国産車 輸入車
1〜3年 標準値 2万円 2.6〜3.4万円
減額幅 1.6〜4.4万円 2〜14万円
4年 標準値 1.8万円 2.3〜3.1万円
減額幅 1.4〜3.9万円 1.8〜12.6万円
5年 標準値 1.6万円 2.1〜2.7万円
減額幅 1.3〜3.5万円 1.6〜11万円
6年〜 標準値 1.4万円 1.8〜2.4万円
減額幅 1.1〜3.1万円 1.4〜9.8万円

標準値:一般的な目安
減額幅:車種クラスの違いによる減額の差

スペアキー紛失による査定への影響は、国産車が「2万円弱のマイナス輸入車が「2、3万円のマイナスがひとつの目安になります。

ただし、車格が上がれば当然、減額も大きくなります。
とくにハイクラスの輸入車は、キー1本の紛失でもかなりのマイナスになるでしょう。

(なお、リモコン機能が付いていない普通のキーの場合は、ほとんど減額にはなりません)

スペアキー複製をディーラーに依頼した場合の費用

前項のとおり、スペアキーを無くしてしまうと査定の減額は避けられません。

そこで、「車の査定前にスペアキーを作り直す」という選択肢も無くはないと思います。
ディーラーにお願いすれば、1〜3週間でキーを複製してもらえます。

ただ問題は、その費用です。
車のキー作成にかかる手数料の相場を、鍵のタイプごとに見てみましょう。

キーのタイプ複製にかかる費用
シンプルなキー
(リモコン機能なし)
数千〜1万円
キーレスキー
(リモコンキー)
(イモビライザーキー)
1.5〜3万円
スマートキー
3〜5万円以上

最近の車の鍵はリモコンとしてだけではなく、セキュリティも備えたものが多いです。
そのため、キーの機能が複雑になるほど、複製にかかる費用も高くなります。

仮にスペアキーを作り直せば、車の査定で減額されることはありません。
しかし、結局、キー作成費用のほうが高く付いてしまうので損をすることになるでしょう。

スペアキー紛失による減額をチャラにする車の売却方法

ここまでお伝えしたように、キー紛失で車の査定額は下がってしまいますが、だからといって、ディーラーでスペアを複製してもらうのも賢明ではありません。

なので、スペアキーを失くしてしまった場合は、あきらめて車をそのまま買取に出すことをおすすめします。

ただし、スペアキー紛失でいくら減額されるかは買取店によって異なります。
さらに言えば、車両本体の査定額もお店によって全然違うんです!

場合によっては、その差額が数十万円にも及ぶことも…。
ですから、スペアキーを失くしてしまったことは仕方がないので、その代わり、買取の条件がなるべく良いお店を選ぶようにしてください。

ただ、車の買取額は実際に査定を受けてみないと分かりません。

そこで、私が車を売るときに必ず使っている『車一括査定』サービスをご紹介します。
このサービスを使って各社の査定額を比較すれば、スペアキー紛失による減額も軽くチャラにできるくらい車を高く売ることができます!